お客様に是非使ってもらいたくなるようなリフォーム
築30年を過ぎ、古くなった水廻り( 浴室・和式トイレ2 か所・小便器) のリフォーム依頼。北側トイレは座敷の客間に近く小便器、和式トイレと別れていた為お客様用としても使用。しかし小便器を使用していると和式トイレが使いづらく匂いも気になりほとんど使っていない状態。南側にある家族用のトイレをお客様にも使ってもらっていて「お手洗を貸して下さい」と言われると申し訳ない気持ちに。お客様に是非使ってもらいたくなるようなリフォームをご希望。和式から洋式への変更。
日中はおひさまの様に明るく心地良い空間に
トイレは建坪60 坪の家の北側端。薄暗い長い廊下の先にあり、隣室のおばあちゃんでさえ使っていない状態。そこで長い廊下を細道に見立て、その先にある灯のようなデザインを計画。夜は家族を導く灯りとなり、日中はおひさまの様に明るく心地良い空間に。おばあちゃんに毎日一番に使ってもらって雨の日もおひさまが昇るそんな家族が元気になるデザインに。間取りは変更せず、小便器スペースを最小限に仕切り個別空間に。使い勝手、匂いの問題を解消しています。施主様からのお言葉
北側で奥まった所にあったトイレが、家で一番明るい場所になりました。どこかの温泉旅館にきたようで、我が家でないような、忙しい日常から一瞬解放されるデザインがとても気に入ってます。おばあちゃん(87歳)「じいちゃんは自分で建てた家ば冥途の土産にもっていかした。わたしゃこのトイレば、じいちゃんにもっていかれるけん、たいがうれしか・・」我が家の太陽は365 日北からものぼります。施工前の写真
コンテスト受賞事例