古民家を活かした現在の住宅性能を持つ家にリフォーム
築67年、祖父(他界)の建てた家の全面改修。熊本地震後、傾き等が見られ建直しを含めた改修検討。しかし倒壊等大きなダメージが無かった為、母屋の全面改修を30代のご長男夫婦が強くご希望。古民家の特徴を生かしたデザインに加え、現代の住宅性能を持つ安心して暮らせる家にしてほしいとの依頼がありました。
日中はおひさまの様に明るく心地良い空間に
家揚げを行い基礎新設・構造体取替え・耐震補強・傾きの直しを施し、建築基準法となるよう提案。
母屋中心に水廻り・共有部分を配置。リビングダイニングは古民家の特徴を生かしたデザインと吹抜けを設け開放感と落ち着きのある空間を提案。仕切りのないLDKはどこに居ても家族の気配が感じられます。
母屋中心に水廻り・共有部分を配置。リビングダイニングは古民家の特徴を生かしたデザインと吹抜けを設け開放感と落ち着きのある空間を提案。仕切りのないLDKはどこに居ても家族の気配が感じられます。
施主様からのお言葉
じいちゃんの残してくれた家は地震が来てもあまり壊れませんでした。築67年、震度5以上が3度、倒れてもおかしくない家が倒れなかった事で、僕はどうしても母屋を壊す気持ちにはなれませんでした。両親は建直したらとも。でもこの家は、「俺が継ぐ」と宣言。この家は僕たち家族の希望の星です。
性能向上の特性で特に配慮した点
- 基礎新設・構造体取替
- 耐震改修
- Low-E複層ガラスグリーン高遮熱採用・断熱材充填・冷暖房のエネルギー削減の実現
施工前の写真
コンテスト受賞事例